一応学園の版画コースの生徒になったのだから、1点は版画を出すようにいわれた。
最初は半分迷惑なような乗り気が無かったが、2時間ぐらいかけて、生徒たちが中心になって1室の展示を手伝った。
リトグラフの版画制作に苦労しているからイマイチ気分が乗り切れない。
だが去年制作した先生方が褒めてくれた作品を出したら、友だちたちがいいと言ってくれた。
自分ではどうなんだろう?って気持ちなんだけど。
そう言われればいいかな?
早めに学校を出たが、その白黒の作品をカラーで出来ないものだろうか?
そして、カラーで「60代の顔」(仮題)もシリーズでやれないだろうか?と考えた。
展示された白黒の作品はかすかに裸の女がいるようないないような作品だが、(そうだ、明日写真を撮ってきて、ブログにのせるね)それを色を入れて作るってのはどうだろう。
ッと思ったら、帰りの電車が楽しくなった。カラーでやるのはそうとう大変な作業になると思うが。
帰ってからアトリエで2枚ほど絵の具で顔を描いた。絵の具で描くのは簡単だが、これを版画にするのはどうすればいいのだろう。
でも行き詰まっていた作品の一つのヒントにはなった。 針ぐらいの 風穴になるといいんだけど。
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貴女だもの やれる やれるよ こんな時は
無形なものとつながることができるときなのだから
ひっかかりを見過ごさないで たのしみだねぇーー