「お宅の家の前を通ると以前から甲高いピー、ピー音が聞こえるのです。気になっていたのですがタイミングがなくて言えなかったのですが・・・」
それでお城の敷地内に入ってもらった。
「どのあたりでその音が聞こえるのですか?」と聞いた。だって腕組み殿下も王女も全然聞こえない。
若いヘベレケ王女も出ていらして音の場所を探したがわからない。
その時たまたま宅配のお兄ちゃんが外を通ったので、彼にも庭のあたりで音を聞いてもらったら聞こえるという。
??、お城の3人には聞こえない!
すったもんだでガス屋さんを呼んだら、昔から知っている彼も40代でつまり若者の部類で、建物についている太陽熱の蓄熱槽の方に躊躇なく歩いて行った。
そこのアラームが鳴っているようだが、ウーン我らには聞こえない!電源を切ってリセットしたら消えたようだ。
消えたか鳴っているかは我らの耳では確認のしようが無い。
またやがてアラームは鳴ると彼は言う。槽の中の循環液(不凍液)を取り替えなければならないらしい。
近所の人は通るたびに気になっていたんだな。
(我らにとっては)微かな音すぎて聞こえない!!
そんなことが身の回りでたくさんあるのかもしれない。
歳を取るとはもしかすると若い人とは違った次元で違ったものを見て理解したつもりになっているのか?
もう5次元の世界で生きているようなもんだ?
ラベル:聴覚