A子さんから本が届いた。
「50代からの生き方のカタチ」ー妹たちへー
これは人生の歩み方を後輩の女性たち(妹たち)に送る先輩12名の功なり名をなした女性たちの言葉の本だった。
えー、A子さんが載っているの?
ある、ある。
元公正取引委員で経済学者のA子さん。
写真もたくさん載っている。現在のA子さんの姿だ。
いつが最後に会ったんだっけ。?
上野の展覧会に来てくださった時の写真から、25年ぐらい前?
その後?A子さんがNYの国連本部で経済関係の国際会議に参加していた時に、彼女は国連内のホテルに滞在中で、そこに泊まらせていただいたことがあった。
外国の要人たちが泊まる立派な部屋でテーブルに大きな紅バラが活けてあって、「仕事で長く一人でホテル暮らしの時はこうしてお花を買って飾っているのよ。」って言葉が印象的だった。
腕組王女はしがない絵描で、「ヘェー、A子さんは立派になられたんだー」と思った。
20年前ぐらいに銀座の個展にご主人が一人で大阪から来てくださって絵を1点買ってくださった。
友達になったのは50年以上前のケンタッキー、レキシントンで、二人とも子育ての真っ只中。
ご夫婦共に経済学者でご主人その時は(お二人はコロンビア大学の留学生同士)はケンタッキー大学の経済学の先生だった。
いい感じのご夫婦(ってことは、お育ちも良くて日本でも東大卒財務省勤務、彼女も実業家の家で慶応大卒のカップルがさらにニューヨークのコロンビア大学大学院に留学、全然私たち夫婦のレベルではないが
タカピーなところが全く無く)で、1971,2年頃 先輩としてアメリカ生活のノウハウをいろいろ教えてくださったのが出会い。
懐かしい、現在の本の中の写真もよく見ればA子さんだ。わたしたち、歳をとった。
でも素敵な年の取り方が滲み出ている。
本の中身もいい、A子さんの文章だ。
なつかしい、お礼のお返事を出そう。あー、そんなこともあんなこともあった。
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ヒントになるようなものを残せるってすごいね。
楽しく生きている貴女 周りに優しい貴女
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うんと 幸せだよ
つらつらとこ来し方を辿ってしまったよ。アポリネールのミラボー橋だったかしら、「月日は流れ、わたしは残る。」