2023年09月26日
蔵書票
先日の新書に自分の「蔵書票」を貼り付けたら、自作の版画彫の蔵書票があと残り1枚になった。
お気に入りの本にだけ購入日を記入して、本の裏表紙にこれを貼り付けておく。
アトリエを引っ掻き回したらこの自分用の蔵書票の版木が出てきた。
そして本好きの友人や、その夫(主に作家なのだが)たちにもそれぞれのデザインで版画を彫って、
和紙に刷って数十枚ぐらいかを送っていたのだ。
その人らしいデザインと色を決めて、版画刷りの蔵書票だ。
当時(何十年前だった?)のその作業の楽しかったことを思い出した。
それらの版木とデザイン画も出てきて「あー、そんなこともあったなー。」と思い出した。
またその刷られた蔵書票が無くなったら、さらに追加で刷ってあげようと版木も保存していたのだ。
でも、誰一人使い終わったので追加で刷ってほしいと言ってこない。
ま、でも自分用のフランス語の蔵書票と書かれた黒の裸婦のデザインのそれを刷った!
死ぬまでにあと何冊ぐらいの本を購入するのだろうか?何枚刷ったらいい?
これを貼る本は「これは!!」という新刊本で一寸値が張る本だけ、つまり残して置きたい本だけだ。
あと何枚?あと何十枚?必要なの?
私のは緑色で垣根が少しあるところに一本の木が
立っているもの もちろん叛木も一緒にもらったよ
名まえもちゃんと彫ってあるものだ
何枚か貼ったけれど そんなに大事な本もない
でも大事にしまってあるよ いろんなことしたね
墨で描いた絵の縁取りも懐かしい あれすきだな