朝からしっかり雨だ。
こういう日は美味しいものを作って食べる。
だから酒粕と長崎の手作り麦味噌を使って、利尻昆布と九州のあごの出汁とかつおとさばと昆布と椎茸の出汁パックで味噌汁を作る。
具はメークインのじゃがいも、にんじん、わかめ、とうふ、えのき茸、春菊。
味噌を減らしてその分、「減塩スパイス」(自家製でリカー・焼酎に一味唐辛子を入れたもの)小さじ2でなんとかアツアツのうちにいただく。
朝食の後はもうすることがないから、「夢日記」ノートを開く。
だいたい30年分の思い出せるうちに書く夢が4冊のノートに書いてある。
目覚めてすぐ書くから、文字も乱れ誤字脱字が多々あるがその時々が手に取るようにわかる。
ストーリーはうまく繋がっていなかったり、支離滅裂の出演者だったりするがドキッとする心の真実が出ていたりする。
当時の悩みや恋心や美術界のイザコザや思惑やドロドロも登場する。
「そうだ、そうだ、あの時は得意絶頂だった、華やかだった、怒り爆発だった。」と。
そうして過去を反芻すると「夢から多くを学ぶ」ということがわかる。
「夢から反省したり、自分を次に進める背中を押す力にもなる」ことがわかる。
そしてそれが人生を豊かにしてくれている。
腕組王女は昔から雨が好きだ。
雨の日は色々なことを思い出し肯定的で発展的な深い考えが浮かぶ。
そして何より静かだ。
たぶん自分は雨の日に心が豊かになるのだと思っている。
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ノートにはなっていないね