K子のお姉さまから電話があった。
「病院にお見舞いに行ったら、私のことがわかったのですよ、電話を代わりますね。」
それからいつもの元気なK子の声に変わった。
エー、あなた元気になったの。どーしていたの?
何が何やらわからないが、何しろひと月ぶりに元気なK子の声を聞いた。
「ご飯食べられるようになったの?」
結局、ひと月前にかかりつけ医から大きな病院に直行で入院させられて、携帯電話のコードも何も持たないまま入院していたそうだ。
食欲不振で栄養失調のようになって、意識の混濁が起こって会話もうまく成り立たなくなっていたのだ。
家族は遠くてなかなかお見舞いに来れないし、家族以外は面会できないので、誰とも連絡せずにひと月経った。
今は食事が取れるようになって、どこも悪いところもなくて、もう少しで退院できそうだ。
「なんで食事が取れなくなったんだろう?」と本人も不思議そう。
なんにしてもホッとした。いつも通りのK子の陽気な声だった。
このひと月の気の重かったこと。よかった!
【関連する記事】
太ってもなんでもご飯は食べよう
元気でいようね
元気な声を聞くことが出来てホッとしたね!