2024年06月30日

今更ながら、この国に生まれて・・・





久しぶりに(というか、うっかり忘れていたのだが大豆で)豆乳を作る。

豆乳は好きだから飲む。

絞ったオカラで卯の花を作る、箸やすめとして食事時に食べる。

無駄が出ない。

梅の実がなり、熟して落ちる。

拾って(王女の場合は買って)塩で漬けて、梅干しをつくる。

追々赤紫蘇が畑で成長するから、取って梅漬けに入れて干す。

梅干しができる、漬け汁は暑さに負けない梅酢の飲み物で夏を乗り切る。

その頃新生姜が畑でできるので、スライスしてちょっと日に干して梅酢に漬けて紅生姜を作る。

無駄がない。

米だってそうだ。

秋に米ができたら、精米のぬかは糠漬けに、畑に肥料に、牛や豚の餌にも使う。

脱穀をした後の藁が貴重だ。今ではホームセンターで買うのだが。

もちろん菜園などの敷き藁に。昔はゴザや傘やみのやいろいろ作ったことだろう。

無駄なものがない。

日本という国は海、川、山や畑からお宝がたくさんいただけるから、(昔とは違うかもしれないが)人心が穏やかでいられる。

いろいろな物、人、自然、に感謝して生きるとは若い頃には思い至らなかったことだ。

人を見ていて、つくづく身に染みて思う今日この頃。








posted by アメリカハナミズキ at 10:56| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうだね~
すべての物を無駄なく使っているね。
優しさの原点なのかな?
本当に贅沢なことなのかも知れないね。
Posted by くみこ at 2024年06月30日 11:51
本当にそうだよね 無駄がない  季節は回る
人間の性格も それらによって変化するよ
怠け者だったりせかせかしたり 人のものを欲しがったりと  すべて天の思うままだね
だから神様と つながるのかもしれない
Posted by まき子 at 2024年06月30日 11:59
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